TALK MEMBERメンバー
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秋田県小川優弥
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石川県示野翔子
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宮崎県古賀健太
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鹿児島県鬼丸陽奈
SESSION 01現在の仕事内容
まずはそれぞれの現在の仕事内容を教えてください

僕は宮崎で、1年目の後半から「ProActive C4」(6600社を超える企業に導入されているSCSKのERPパッケージシステム)の勤怠管理サブシステムの開発を担当しています。

私は鹿児島で、車載プロジェクトに携わっています。具体的には、モデルベースの開発ですね。実車で動かす前に、PCの画面上でシステムを動かしてみるところを担当しています。

僕は秋田で、SCSKの社員が使う研修受講管理システムの開発を担当しています。社員それぞれに自動で研修を推奨するシステムで、プログラムの書き込みをしない、ローコード開発という技術で作っているんです。

あ、私もローコード開発のプロジェクトです!石川で「FastAPP」(SCSKのオリジナルローコード開発※1ツール)を使ったシステム開発に取り組んでいるんです。今は主に、レイアウトやビューの作成など、帳票まわりを担当しています。
皆さん同じ2年目なんですが、いろいろな業務をしているんですね。そこがニアショアらしい。
お互い、実際に会ったことはあるんですか?

私たちはコロナ禍で入社したので、みんなで実際に対面で会ったのは1度だけなんですよ。今日は、お互いの仕事や職場の話が聞けるので、すごく楽しみにしているんです。
うんうん。

SESSION 02上司や先輩との関係
職場の雰囲気はどんな感じ?

上司はすごく優しいです。困っていたら向こうから声をかけてくれます。就職活動中に職場見学で当社を訪問した時も、和気あいあいとやっている印象があったんだけど、その印象のままでしたね。

秋田も同じ。先輩が細かいところまで教えてくれて、サポートが手厚いなぁと思いました。同じ拠点の同期は4人なんですけど、仕事場以外でも仲良くしています。休日にいっしょに遊びに行ったり。

私は、自分から聞きに行くのが苦手で…(苦笑)。だけどそういう性格を先輩が気づいてくれて、ヒアリングの機会を毎日作ってくれています。同期は6人いるんですが、すごく仲良し。楽しく働いてます。

石川は同期が少ないのですが、その代わり、月に1度、社内のラウンジで懇親会があるんです。時間は、定時後の18時から2時間くらい。食べ物や飲み物は社員が交替で買ってきます。自分が所属するチーム以外のメンバーとも話せるし、皆さんが話しかけてくれるので、毎回楽しみにしているんです。

宮崎もやってますよ、懇親会。ただ、宮崎は人数が多いので、社内の大きな会議室を使って年に何回かやる感じですね。宮崎の面白いところは、かなり上の世代から同世代まで、バランスよく、いろんな人がいるところ。たまに遅くまで仕事をしていると、先輩や上司が「大丈夫?」と声をかけてくれたり、お菓子を差し入れしてくれたりもします。同期は5人いて、みんないかにも宮崎人という感じ(笑)。のんびりした雰囲気なので気が合います。
SESSION 03ギャップを越えて
ずばり、1年目を振り返って、どうだった?

いやぁ、正直、けっこう慌ただしかったですね。私は短期間に2つのプロジェクトに入っていたので。毎日、帰ったらすぐに寝てました(笑)。
入社前とのギャップもあった?

私は高専出身なんですけど、最初は、学校でやったこととは違うなと思いました。学校では1つのシステムを1から作る勉強をしてたんです。でも入社後は、もともとあったシステムをバーションアップしたり、違う言語にしたりする仕事がメイン。こういう開発もあるんだなと思いました。

私はもともと文系。そのうえ最初から車載システムだったので、自動車業界の知識とか、複雑なコードとか、覚えなきゃいけないことがいっぱいあって大変でした。しかも車載システムはときどき、数学の知識も必要になるんですよ。先輩から「この機能を追加してね」と言われても、何から手を付けていいのかもわからない…(苦笑)。周りに聞けばいいのに、最初はそれができなくて、1人で悩んだこともありましたね。
先輩も忙しそうだし、質問するのは勇気がいるよね

そうなんですよ。私はすごく勇気がいりました。でもあるとき、先輩に言われたんです。「わからないときは、聞いてくれた方がいい」って。それからですね。ためらわずにどんどん聞けるようになったのは。そのうちになんとか1人でやれることも増えてきて、仕事が楽しくなってきた感じです。

僕も最初は、もとからあるアプリのアップグレードを任されたんですが、1次開発のところで不具合が見つかりまして。その原因を見つけるのに、すごく苦労したんですが、先輩方がアドバイスをしてくださったおかげで、なんとか期限内にリリースすることができてうれしかったです。

そのうれしさ、わかるなぁ。僕は、3年前から進んでいる開発プロジェクトの、リリース直前に配属されたんですよ。追い込みの時期だから、ゆっくり教育してもらえる時間もなくて(苦笑)。正直、「聞いてないよー」と思ったけど、逆に、なかなかできない経験でもある。そう思い直して、自分から先輩に聞いたり、過去の資料を見たりしながら、必死に仕事を覚えました。振り返ると、早いうちにこういう経験ができてよかったと思っています。リリース直前になって問題が発覚することもあるし、プロジェクトを始める時にこういうルールを作っておけばいいんだなとか、すごく勉強になりました。
確かに、製品のリリースはなかなかできない経験だよね

本当にそう思います。僕は1から携わったわけではないですけど、リリースが完了したときの達成感はすごかったです。リリースを記念して、SCSKの人と一緒に反省会という名の懇親会をしたんですけど(笑)、皆さん、「長かったー」「このメンバーだったからできたよねぇ」と、喜びをしみじみかみしめていらっしゃって。お互いをほめあっていたのがすごく印象的でしたね。

SESSION 04プライベートの変化
プライベート面ではどんな変化があった?

私は社会人になって、弁当を作るようになりました(笑)。レパートリーはそんなにないんですけど、今もずっと続けています。帰宅後の過ごし方は、学生の頃とあまり変わってないかな。マンガ、アニメ、ゲームが好きなんですよ―(笑)。それと休日は、小5で始めた日本舞踊の稽古を続けています。

僕もそんなに変わってないですね。僕は釣りが趣味なんですけど、就職してからも有給休暇を使ってバンバン行ってるし(笑)。

私は、使えるお金が増えたので、NISAで貯金を始めました(笑)。あと、1年目は在宅でのリモートワークが多かったので、犬を飼い始めました。なので休日も、家で愛犬とだらだらしてることが多かったですね。あとは地元の友達とご飯に行ったり。友達とすぐに会えるのは、地元で働ける魅力だと思います。

僕は東京から宮崎に帰ってきて、環境はすごく変わりましたね。いちばんの変化は、ストレスがなくなりました。東京は、どこに行くにも人が多くて大混雑。宮崎はそういうことがないのでうれしいです(笑)。東京の友人とも今はオンラインで飲み会ができるので、さみしさはありませんね。

SESSION 05職場のリアル
職場ではどんな服装で仕事をしているの?

うちの会社は出社がカジュアルウェアなんですよ。だからときどき、着ていくものに悩むときはありますね。

私は、そんなに悩まないかな。会社用とプライベート用を完全に分けているので。会社用といっても、スーツじゃなくていいんです。私はカチッとしたスーツが苦手なので、そこは本当に楽。

僕も分けてるよ。仕事用は4セットでまわしてる。僕は外部の人と会うこともあるので、仕事用はシャツとジャケットとか、ビジネスを意識した服装にしてる。でも、沖縄は違うんじゃない?

僕はいつもだいたいTシャツです(笑)。今日は撮影があると聞いたので、いつもと違うけど(笑)。僕は朝、釣りをしてから仕事をすることが多いので、Tシャツで仕事ができるのは、助かりますね(笑)。

服装だけじゃなく、髪型も自由なんですよ。髪の色が明るい人もけっこう多いし。そのへんの自由さも、この会社にいいところだと思います。
やっぱり、残業もある?

私は新しい仕事になってから、少し残業が増えましたね。今は20時くらいに帰ることもあります。

僕も今は定時帰ってますけど、忙しい時期は正直、けっこう遅くまで残業してました。でもそれはしょうがないと思っています。時期的なものもあるし、基本的には定時で帰れるので。

私はだいたい18時には会社を出てます。残業はあまりないですね。というのも、今、私たちのチームが行っているのは、アジャイル開発といって、それぞれができる範囲で仕事を割り振っているので、残業が少なくてすむんです。

残業が必要な時もあるけれど、残業したら、別の日に早く帰れるように、上司から配慮してもらえるんですよ。だから忙しいときも、がんばろうと思えるんですよね。
有給休暇はとれてる?

有給休暇はすごく取りやすいです。私はこの間も、日舞のために有給を使って、東京に行ってきました。

取りたい時に取れるのがいいよね。上司も、有給休暇をマックスで取れるように、働きかけてくれるし。会社として、有給休暇をしっかりとろうという雰囲気があるんです。

そうそう。だから僕は有給休暇を使って、全国へ釣りに出かけています!秋田から長崎まで車で行ったことがあります(笑)。釣りに行くなら平日がいいんですよ。人が少ないですしね。6月からは毎週、青森県の大間に行って、マグロ釣りに挑戦しています。あと、サッカーの審判もしているんです。Jリーグを含めて、月に5、6試合は審判をしていますね。
そんなに休んで大丈夫なの?

大丈夫です(笑)。僕はもともと、入社する前から、自分の趣味も大切にしたいと希望を伝えていたんですよ。チームの仲間にも、事前に伝えておけば調整できますから、嫌な顔をされることは全くないですね。いつも、「楽しんできてね」と言ってもらっています。

SESSION 06この会社のここが好き
この会社のおすすめできるところって、何だろう?

やっぱり今の有給休暇の話じゃない?制度上で有給が何日あっても、実際に休めなきゃ意味がないので。ここは本当に休みやすい会社だと思う。

残業も少なくて、普段はだいたい定時であがれるし、ワークライフバランスは整いやすいよね。あとは、働いている皆さんの「人のよさ」かな。皆さん、親身になって相談に乗ってくれるので。

僕も同感。自分と合う人が多いと感じる。ワークライフバランスが大事だと感じている人が集まっているので、お互いの気持ちがわかるんです。だから業務や休みの調整もできるんだと思う。

勤務時間がフレックスなのもいいですね。朝が苦手な先輩は10時半出社にしていたり(笑)。ボーナスも増えたし、楽しみにしています!(笑)。

確かに、ワークライフバランスはバツグンですね。僕は趣味が多いので、時間の融通が利く会社を探していたんですが、この会社はまさに期待通り。フレックスを使ったり、在宅でも仕事ができるので、仕事とプライベートがしっかり両立できます。だから僕は、ほぼ毎日、仕事をする前に釣りをしているんです。5月は雄物川でサクラマスが釣れるシーズンなので、朝4時に起きて、6時半まで釣りをして、その後、仕事もがんばってます!(笑)。

あと、私はSCSKグループが行っている「CAMP」という社会貢献活動にも参加したことがあって。地域の子どもたちを集めて、プログラミングを使ったおもちゃを作ってもらうんです。上司から打診されてファシリテーターとして参加したんですけど、とても楽しかったです。普段の業務以外にも、そういった社会貢献活動ができるところも、この会社のいいところだと思います。

SESSION 07地域での生活の魅力
皆さんが働いているそれぞれの地域の魅力を教えてください

秋田はとにかく自然が豊か。海も川も近くて、いい釣り場がたくさんあります。特にサクラマスは、九州からも釣り人が来ているくらい。冬の雪もいいですよ。スノーボードも毎年楽しんでいます。また、秋田の拠点は、秋田駅から徒歩5分の距離。大屋根通りというアーケードを通って出社できるので、雨の日も濡れずに出社することができます。

宮崎は歴史がある拠点で、人数もいちばん多いんです(約90人)。頼りにできる人が多いのは心強いですね。また宮崎は県民性も温かいですし、食べ物も、地鶏、チキン南蛮、辛麺、ギョウザなど、おいしいものがいっぱいあります。

鹿児島の拠点は、繁華街・天文館と、鹿児島中央駅の中間にあります。両方とも歩いて行けるので、立地がすごくいいんですよ。社内も仲が良くて、花見やバーベキューもあります。鹿児島は牛、豚、鶏、どのお肉もおいしいですし、温泉が多いのも自慢。鹿児島市内にフツーに温泉施設があって、300円くらいで入れるんです。

石川の拠点も、金沢市の中心部にあります。周りにご飯のお店もたくさんあるし、香林坊のバス停まで徒歩4分。交通の便もすごくいいんです。また、金沢は生活もしやすくて、おいしいものもたくさんあります。日本海のお魚や、能登牛などのお肉は有名ですが、あまり知られていないところでは、加賀野菜やブドウもすごくおいしいんですよ!

SESSION 08見えてきた目標
今後の目標を教えてください

まずは今の仕事をがんばって早く一人前になることですが、並行して、資格にもどんどん挑戦していきたいと思っています。

私も同じ。資格をとりたいのと、1つ上の先輩がスクラムマスター(チームの進行役)を任されているので、私も早くそうなりたいと思っています。プライベートの面では、やっと海外旅行に行けるようになったので、今年中には海外に行きたいですね!

僕は今携わっているシステムについて、保守に関するルール作りをしていきたいと思っています。問題点を洗い出して、改善を提案していきたい。仕事以外の今年の目標としては、1人暮らしを始めたいと思っています。今、家を探しているところなんですよ。

僕も最近、新規プロジェクトに携わり始めて、できることも少しずつ増えてきました。この調子で、いろんな仕事を任されるようになっていきたいですね。あと、プライベートでの目標は、100キロ超の大物を釣りたいです!(笑)。
今回、座談会に参加してみてどうだった?

同期のみんなの話をこんなに聞いたことがなかったので、すごく楽しかったです。

特に業務のことはなかなか聞く機会がないよね。

同期がどんなことを任されているのか、気になるもんね。みんな、すごくがんばっているんだなと思った。

ローコード開発※1とか、アジャイル開発※2とか、自分がまだやったことのない仕事にも興味がわいたよ。今日は、みんなの話を聞いて、刺激になったし、モチベーションが上がりました。やっぱり同期の存在は大事。これからも定期的に、こういう場を開けたらいいね。
賛成!

- ※1 ローコード開発・・
できる限りコードを書かずに開発する手法のこと、コードを書かない代わりに視覚的な操作を用いて開発を行う。
- ※2 アジャイル開発・・
プロジェクト開発手法のひとつで、小単位で実装とテストを繰り返すこと、従来の開発手法に比べて開発期間が短縮されるためアジャイル(素早い)と呼ばれる。